新日1.4東京ドーム大会とアメトーーク!のプロレス芸人

録画していた新日のドーム大会を見ました。

一応NOAH派としては、今回の大会はけっこういいカードを揃えてきたなぁという印象。
久しぶりにワールドプロレスリングのテーマを聞きました。

総評としては、なかなか面白かったと思います。
ドーム大会にふさわしい内容だったのではないか、と。
そして、今後のプロレス界はやりようによってはまだイケるんじゃないか?
という希望が持てる試合内容でした。

中でも杉浦と後藤の一戦は良かったです。
杉浦はしばらく見ていませんでしたが、今レスラーとして脂が乗り切っている感じがします。

杉浦のようなパワーファイターの試合はしょっぱいケースが多いんですけど、
アンクルホールドに行くまでのムーブとか、「技を大事にする、オリジナルにする」
努力が感じられてとても良かったです。三沢がキャメルクラッチのとき相手の背中の上を前転するムーブとか、フライングラリアットのあときりもみするような動きをしていたのを思い出しました。

そしてまあ何せあの上半身の説得力ったらないです。

39歳ですけど、3年くらいはトップを張れそうですし、相手の技を受け切るタフネスもあるので、
今こそ頑張ってもらいたい選手ですね。


一方の後藤も、あんまり試合を見たことはなかったんですが、良かったですよ。
まだ若いし、伸びしろを感じるのであんまりヘンにプッシュするのではなく、
じっくり力を着けていってほしいと思いました。

次に良かったのが、棚橋と潮崎の一戦。潮崎久しぶりに見たんですが、
ちょっとパワーに頼りすぎですね。体重が増えて、攻めに重みを増したのはわかるんですが、
パワーファイターとしては、説得力に欠けるというのが印象です。

森嶋、力皇、杉浦、小橋、田上…どのタイプのパワーファイターよりも見劣りがします。

それよりも潮崎は5キロ体重を絞って、「究極のオーソドックス」を目指した方がいいような気がします。
西村修ほどマニアックになる必要はありませんが、潮崎の良さって何かが突出しているのではなくて、
総合力の高さだと思ってるので。

胸板が厚みを増したならともかく、腹回りが肥えての増量というのは、
プロレス界を背負って立つ選手としてはあまり映えない気がします。
お願いだから、路線を変更してくださいw

パワーファイターの方が楽できそうなのはわかります。
だけど、ものはやりよう。三沢だって誤魔化し誤魔化ししながら、45過ぎても飛んでたんだから。

一方の棚橋は、うん。とてもいいレスラーだと思いますよ。なんつーか、割り切れてる。
ワールドを持っている。棚橋がプロレス界代表ということになると、
「ちょっとそれはやめてくれ」と思うけれども、棚橋と潮崎の差は結局「貫徹の度合い」だと思った。

中邑と高山の試合は、イマイチだったなぁ。
必殺技が被っているってのが最初からちょっとアレだったし、

高山って今はもう「打撃の重み」くらいしかポイントないんだから、
中邑は高山のヒザを受けるんではなくて、必死になってかわし続けたほうが
試合としては盛り上がった気がした。その方が両者の良さが映えないか?

中邑ペースで試合が進んでいくんだけども、あるときふとした隙から高山の一発が入って
高山の猛攻が始まり、中邑ピーンチ!っていう流れ。

技を受けきったうえで勝たないと、高山を超えたことにならない。
なんて思って最初から打撃を受けてたんだと思うけど、
はっきり言って試合展開面白くありませんでした。

ガチでやれば今は中邑の方が勝つに決まってるんだから、
もうちょっと魅せ方に工夫が欲しかったなあ。

あと、丸藤とタイガーの試合。ほとんどカットされてたけど、
なんか技が大味すぎて、逆に緊張感がないよね。
IWGPのベルトを取る試合だから、ベルトの価値にかけても簡単に勝敗を決してはいけないのはわかるけど、
なんだかねー。今のジュニアの試合はあんまり好きじゃありません。
ジュニアの価値を高めようとして頑張っているのはわかるけど、その分大切な何かを見落としている気がするんですよ。それが何かはうまく説明できないんですけど。


話変わりますが、NOAHが中堅選手を解雇したようですね。

http://www.noah.co.jp/news_detail.php?news_id=1806&td=20100108

井上雅央は生き残りましたねw
いや、そのくらいの英断は必要だと思いますよ。
以前にNOAHの武道館大会を見に行ったとき、2、3試合目は完全に
「お弁当タイム」でしたから。

ま、そういうお弁当タイムも悪くなかったんですが、
これはNOAHが「プロレスの水準」を高めたいと思っている証拠だし、
若い力が育ち、評価される環境にしたいという心意気の表れだと思うので、支持します。

本田多聞の総合転向ぜひ見てみたいです。谷川さん興味津々らしいのでw



続いて、アメトーーク!のプロレス芸人。途中からしか見れませんでしたが、
面白かったです。特にダイナマイト・キッドの剛速球と、
エル・サムライが長州にベルトを取られて、言い返せないときの話で勝俣が放った
「侍だから」という発言はまさしく正解でしたw

あの長州のベルト強奪とかを見るとわかりますけど、
プロレスは八百長だとか、最初から筋書きが決まってるとかいろいろ言われますが、
もしそうだとすると、ときどきああいう意味のよくわからないシーンがあるんです。

だってあの件、結局何のためにやったのか意味わからないでしょ?
そういう一口縄ではいかないところ、どうしても惹かれてしまいます。


あの頃の新日ジュニアは熱くて、全日派の私も胸を躍らせて見ていたものです。

ライガー、サムライ、金本、大谷、高岩、カシン。そしてドクトルワグナーJrに田中稔と、
ベルトを巻くリアリティのある選手が何人もいて競い合っていました。

その中の1人、大谷の現在の活動が放送されていましたが、
私も見ていて思わず涙がこぼれました。

大谷は、私が客観的に評価するに、不遇なレスラーだと思ってます。
その実力からすれば、もっといいポジションにいておかしくない。

でも今大事なことは、盛り下がってるプロレス界のトップに立つことより、
プロレスから何かを人に伝えること。それができるのがいいレスラーなのでは?
なんて思いましたね。

大谷のやっていることは正解だと思います。
いつからプロレス会場に子供がいなくなったのか?
目の肥えた大人に合わせていったから、必要以上に長く危険な試合を
余儀なくされるハメになったんではないの?

もうプロレスがゴールデンで放送していた頃を知ってる世代は中邑真輔あたりがギリで、
その下はいないんですよ。だから、子供の頃純粋にプロレスに憧れを持った経験を、
ほとんどの子供ができていない。
つまり、そっから下の世代からプロレスの屋台骨を支える選手が出てくる可能性は
限りなく低いんですね。

だから、地道で、ささやかで、金にならないことであっても、
子供たちにプロレスを見せるのは、プロレス界にとって良いことだと思う。


プロレス芸人も軒並み35歳以上だしなぁ。
自分もプロレスのバカ話をするのは好きだが、最近のプロレス芸人の台頭により、
プロレスをロクに見たこともないくせに、そういう部分のみを切り取って
揶揄の対象としてプロレスを扱う人がいるが、そういう人とは話を合わせたくない。


大人になっても喜々としてプロレスのことを話す世代というのは、
イコールキン肉マン世代でもある。

キン肉マン世代は、リアルなプロレス世代よりも多少低めの年齢層までカバーしている。
つまり、キン肉マンの話題が通じないと、もう完全にプロレスの話はできないと見ていい。

今の10代に、知っているプロレスラーの名前を挙げてみて。
と言ったら、誰が出てくるんだろう?

猪木は出てくるだろうな。格闘技好きならミノワマンの名前は挙げるだろう。
蝶野はマスコミ露出も多いから知っている人も多いかな。
あとは・・・おお、コワイ。プロレス界の将来!!

ホントは今日もっといろいろ書きたいことがあったが、(明日から相撲もあるし)
予想以上に書きすぎてしまいました。ギブアップ!!

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