揺れる春場所(脳が)

四日目にして初の相撲記事です。
春場所の土俵も、四日目にして初めて安泰でした。
あ、いや脳震盪で倒れた幕内力士がいなかったという意味でw

初日・稀勢の里/二日目・豊響/三日目・高見盛

しかも全員外国人力士に負けたというのが、今の相撲界の勢いなのか…と思ったりしましたが。


朝青龍がいない春場所ですが、いや、なかなか要所の締まったいい場所ですよ。

特に「朝青龍関係者」の好調が光ります。


まず、朝青龍のライバルであった白鵬。
最近は白鵬と朝青龍の対立構図を煽るような報道が多かったですが、
この二人は決して個人的な恨みがあったワケではないんですね。

朝青龍は白鵬の恩人ですし、仲良くゴルフにいく間柄ですからw

ただ、白鵬は我慢して協会の行事に参加しているところを、
朝青龍がサボったり、そのうえ話題だけは持っていくあたりで、

「負けられない」という意地が白鵬にあっただけなんです。

朝青龍の分も…という思いを感じる厳しい相撲内容です。


そして、朝青龍一派の先鋒である日馬富士。
稽古十分、相手がよく見えている印象です。
スローで見ても流れるような相撲が取れるのは、
動きの中でしっかり相手が見えているから。
立ち合いの踏み込みもよく、12番くらいは間違いない感じがします。


さらに朝青龍の幼馴染、朝赤龍と時天空も四連勝。
しばらく低迷している二人ですが、今場所は特別な思いがあるのではないでしょうか。

そして、朝青龍の母校、明徳義塾高校の後輩である
琴奨菊と栃煌山も好調。二人とも内容が良いです。


その他、今日「豪栄道スペシャル」の右下手投げで琴光喜を破った
地元大阪寝屋川出身豪栄道も期待できますし、

差し身の良さ、出足が光る豊ノ島も良いです。


大関取りの把瑠都は、二日目、三日目と立ち合いの両手突きで
相手を土俵際まで追い詰める破壊力抜群の相撲でした。

今日安美錦戦では突いていきませんでしたが、
脇が開いて中に潜られることを一番に警戒したものと思われます。

安美錦の右上手と把瑠都の左下手の攻防は見応えがありました。

大関取りのラインは13勝とか言われてるらしいですが、
先々場所が9勝だったからとは言え、少々高すぎやしないですか?
って思います。12勝で全く問題ないんじゃないですか?

2場所連続関脇で12勝って相当のことですよ。
今の大関で最近誰が2場所連続で12勝してます?
そしたら綱とり騒がれるでしょう。


もし、日本人が9勝、12勝と来てたら、13勝以上って言ったんでしょうか?
「11勝でも可能性がある」とか言ってそうですよね。


さて、現役日本人大関の二人は揃って2勝2敗。
これまた、ほどよい注目度と緊張感をもたらしてくれていい感じですw

何といっても、日本人大関は「絶滅危惧種」ですからね。
まあ、でもあんまりしんどいようなら、思い切って後進に道を譲るのも手かもしれません。

後輩たちの力を信頼してやるってことです。

何場所か大関以上の日本人力士がいないかもしれませんが、
次に大関になるヤツは立派じゃないですか。
そういう状況になって、ようやく日本の相撲ファンが「等身大」の
相撲の見方ができるようになるんじゃないか、と。
今はちょっと日本人への期待が過多な気がします。
国技らしいから仕方ありませんけどね…。
私は別に国技だから相撲が好きなワケではありませんので。
でも、私は白鵬の惚れ惚れするような相撲を見るときに、
「このような素晴らしい競技は国技であるべきだ」と思いますよ。

さて、大関以上に日本人がいない状況は過去にもありまして、
一時期横綱不在で、大関に曙と小錦という状況がありました。

その頃はまだ、若貴や琴錦などの大関の可能性がありそうな力士が
すぐ下に控えてましたので、何も悲観はされませんでしたがね。
たしか外国人の入門が制限されていた時代でもありましたし。


さて、次の大関を期待?できる新入幕の隠岐の海ですが、
初日、二日目は攻める意識がありながらも緊張から足が出ていませんでしたが、
三日目、四日目は堂々とした相撲でした。

昨日の玉乃島戦では相手十分の左四つになりながらも、
左からじわじわと起こしながら、右で絞って寄り切り。

センバツに出場する地元島根の開星高校の球児の声援を受けて、
持てる力を存分に発揮した相撲でした。

玉乃島はやりにくい状況だったとは思いますが、
もしこれが八百長であるとすれば、玉乃島は絶対に受け入れないブックですよ。
だって、左四つで完敗するってのは「私はもう弱いです」っていう
アピールをするようなもんだからな。

そして、1つ勝って落ち着いた今日4日目の黒海戦。
突き押し得意の黒海相手に、立ち合いの突っ張り合いで優位になり、
今日も左四つに。上手十分から、前に出ながらの、上に引き付けての
「高角度上手投げ」

左四つからでもあの投げができるのは魅力的です。
下半身の安定、身体の柔軟性、上半身の力。三拍子揃ってないとできない芸当。

隠岐の海は、スピード相撲ではなくて、じっくり捕まえた方がいいですね。
静止してからの「身体の稼動域」で勝負を仕掛けるというか。
身体が硬い人は、これができないので四つ相撲に向いてないんですね。
玉乃島は、身体硬いけど四つ相撲ですがwあとはちょっと前では栃乃和歌とかも。
上背があって、身体の芯がしっかりしている人は硬くても四つのケースはありますね。


「相撲を見るのが好き」という隠岐の海。仲間仲間(笑)
あんまり稽古しないという評価ですが、昨日今日の相撲を見ると、
やっぱり期待が膨らみます。ゾクッとするんですよ、この人の相撲は。

今場所は新入幕3人とも勝ち越しというのもありそうですね。
いいことです。

あとは、何気に生え抜きの北太樹の相撲が連日素晴らしい。
この人は上位で活躍してもらいたいな。別に勝てなくてもいいから、
上位にいてほしい。ヒザを痛めているけど、悪化させないように
意識してやっていけば、安美錦的ポジションにいける可能性を持っている。

大関と同じく、絶滅危惧種にある「日本人中卒生え抜き幕内力士」
いきなりズバ抜けていた萩原のような存在もいいが、
この人あたりの活躍が、全体に与える影響は大きいはずだ。


あと、期待している幕下の竜電は今場所連敗みたい。

同じ高田川部屋に入った中学横綱の達にも期待。
あの元横綱輪島の親戚で、身長193センチ、体重145キロの立派な体格。

15歳という年齢を考えると、まだ身長も伸びるかもしれない。
…となると、輪島というよりは○尾2世な感じもする。
ビッグマウスな感じも似ているしな。

猛稽古で、体重が一度120キロ台まで落ちたら、こいつは本物でしょう。
師匠が、自身が猛稽古でならし、「へらず口」でならしたw安芸乃島だから、
本人に気持ちがあればきっと大きく育つはず。

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