攻めの80年代前半アニメOP

昭和50年代後半には、子どもをターゲットにしながら、
子どもにわかりやすい曲よりも、まあ言うたら新しくて、カッコイイと言われたい。
という青年の欲求とシンクロするような、そんなOPが増えました。

子どもって特別覚えやすくなくても、右脳が発達してますので、
案外覚えちゃったりするんですよ。
そういう勝ち気で攻めな姿勢が大変良いと思います。

亜空大作戦スラングル(1983年)


アニメのOPでループ系。まず、スラングルのタイトルロゴがすごく好きです。
なかなかこういうソリッドなカッコ良さは最近ありません。

♪亜空 ゆく エクサイト! 「く」で韻を踏みたくて、エクサイト言っちゃってます。
立ち絵とキラキラバックを、当時マクロスで流行ったメカの変形でつなぐという、
当時カッコイイとされていたことをふんだんに盛り込んでいるけど低予算って感じが最高です。
でも、連載は「おともだち」というのが当時のバランス感覚を表しています。

ゴリラの連呼のインパクト。作曲はタイムボカンシリーズでおなじみの
山本正之氏。

銀河疾風サスライガー(1983年)


アニメのOPなのに、ギターソロが入るっていうw
これもスラングルと同じ山本正之氏の作曲。
山本正之のイメージがタイムボカンしかないとしたら、もったいない
(私がそうでしたけど…)

スラングル、サスライガーは今はなき国際映画社の製作。
OPはカッコイイけど、内容は…という評価の作品が多かった模様。
でも、攻めの姿勢が私は大好きです。

銀河漂流バイファム(1983年)


日本語を完全に放棄しましたw洋楽がカッコ良くてしょうがなかった時代ですね。
子どもを置いていってますが、コンセプトに合った音楽へのこだわりは感じます。

らんぽう(1984年)


別に私はロボットアニメの特集をしていたワケではなくて、
この時代の子供向けかつ青年向けというのはロボットアニメ、
もしくはラブコメが多かったということなのですよ。

そして、ラブコメは当時題材自体が攻めであったのに対し、
ロボットアニメ自体は当時で20年の歴史があった中で、
新鮮さを打ち出すためにあらゆるところで攻めの姿勢を感じる…
ということで出番が多いのだと思います。

さて、らんぽうの作者は幸せ者だと思います。
本当に作品で遊んでもらっているなぁ…って感じ。
OPのカッコ良さはもはや説明不要でしょう。

歌っているのが声優の坂本千夏(トトロのメイなどの声)というのもスゴイ。
今こういう大胆な仕事をこなせる声優が果たしてどのくらいいるのか。
最初から「声優になりたいと思って声優になっている人」には無理な仕事だと思う。

そして、EDもまた良い。EDはなんか知らんけど記憶がある。
そして、私はよくパタリロとらんぽうがごっちゃになった。

超力ロボ ガラット(1984年)


実験的な感覚とキャッチーな感じが作品のコンセプトに合った良作だと思います。
84年という時代を考えると、絵柄とかSDガンダムっぽい感覚とか、
後の時代をリードしたセンスが光ります。


今回はこんなラインナップでしたが、80年代に関してはまだまだもっともっと絞り出したいです。
特に83,4年あたりがすごく好きで、今時の感覚から行くと密度が濃すぎるし、変化も激しいんです。
子どもの頃、そういう「空気」を吸えていたことの幸せが、私を「時代の空気」研究につき動かしてるようにも思えます。

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