平成22年大相撲名古屋場所千秋楽 ぼくらの15日間戦争

【はじめに】

皆さんいかがお過ごしだったでしょうか。
NHKでの生中継がなかったこの15日間を。

相撲に関心がない方、昨今ワイドショーを大相撲の不祥事で時間を埋めてしまい、
一相撲ファンとして、大変申し訳なく思っています。
本当に皆さんの生活には不必要な情報です。もっと大事なことがたくさんあるはずです。
なのに、わざわざ意識させてしまってすみません。
何か言いたくなるような、中途半端な情報を与えてしまいすみません。


相撲が放送されないことで、何かいいことがありましたか?
ワイドショーは相変わらず大相撲を取り上げていましたので、
不愉快さには変わりがなかったものと思われます。


大相撲に関心のある方で、今回6時過ぎからの、
「幕内の全取組」で我慢されていた方。

日本相撲協会公式サイトのストリーミング放送はご存知だったでしょうか?
相撲を愛する高齢者の方々が、情報不足、あるいは環境不足により
この選択に辿り着かなかったのではないかと思うと、悔やまれてなりません。

若輩者の私が、相撲観戦暦の長い諸先輩方を差し置いて、
場所を楽しんでいたとしたら心底申し訳ないです。
本心からそう思います。テレビというメディアを今最も必要としているのは、
高齢者ではないかと思うのです。

さて、私が今回中継がなくても、それなりに大相撲を楽しめたストリーミング放送。
毎日3時頃~6時頃まで。つまり十両、幕内は網羅できたのですが、
場所中にも画質が改善されるなど、正直予想以上のクオリティでした。

一場所のみの辛抱とわかれば、特別不満もなかったですし、
NHKが普段映さないようなポイント、特に図らずも行司や呼出をクローズアップした
内容になったのは、新鮮でよかったです。
また実況や解説がないので、館内の音声の臨場感は、
ストリーミングの方がライブ感がありました。

ただ、それも一場所限りだからOKというだけであって…

そりゃヒマさえあれば私だって幕下から見たいですし、
実況と解説が聞きたいですし、
スロービデオでの再生が見たいですし、
勝敗や対戦成績が見たいですし、
力士のインタビューが聞きたいですし…

あと、カメラが一台だけってのもアレでしたね。
1つのカメラで寄ったり引いたりして単調でした。
立ち合い前ギリギリまで1人の力士をズームアップしていると、
「もういいから、早く引け引け」と言ってやりたくなりました。

普段は気にしたことがなかったのですが、カメラのスイッチワークというのは、
番組作りにおいて重要なんだなぁ…と妙に関心してしまいました。

プロレスのロープワークにも似ているというか…
視点が動くようにするってリズムを生み出すのに大事なんですね。


このようにストリーミング放送では補完できない情報やサービスがあったので、
それらをストリーミングの後に「幕内の全取組」で補っていました。

特に際どい一番などのスロー再生はやはり確認したくなりましたね。

今回の幕内の全取組で「でかした!」と思ったのは、
十両の取組を一挙放送したことです。
これまで十両では結果しか流さなかったんですよね。

今後もぜひ続けてほしいと思います。


【今場所の土俵内容について】

まずは何と言っても横綱白鵬が大鵬を超える47連勝。
そして15日制初の3場所連続全勝優勝。

今場所はほとんどそれに尽きると言ってもいいと思います。

周りが弱すぎるとか、ゆるふんだとかいろんなこと言われますけど、
次の場所まで興味を引き続けたこと、来場所も主役として迎えられること
こういうことは、高く、高く評価して良いです。

今場所の白鵬の様子や、周囲の力士との差を見ていると、
69連勝は決して達成不可能とは思えません。
ただし、今場所は相撲内容的には2番負けていましたね。

それを落とさないところがまた、強さなんですけれども。

琴欧洲、魁皇、稀勢の里、鶴竜、豊真将あたりの序盤の活躍は良かったですね。

でも、終わってみれば皆落ち着くところに落ち着いたと言うか。

地味なところでは、阿覧の連勝記録がどこまで続くかとか(現在10連勝中)

十両の佐田の海ジュニアの活躍、清清しかったです。
大きい力士相手でも、下手(上手?)から振って体を入れ替えるセンスがありますよね。
あんまり多用するとケガが心配ですけど、新十両で9勝は立派です。

来場所はかなり番付が上がると思うので、今場所のようなキレのある動きで
勝ち越してもらいたいものです。


気になるのは来場所の番付表。何せ、解雇大関はいるわ、謹慎力士は休場だわで
かなりカオスです。謹慎力士は幕内の場合は十両に、十両は幕下に…

下がるとわかりやすくてよいなとは思うんですが、
私の予想では、幕内の謹慎力士のうち、豪栄道、豊ノ島、雅山は幕内残留。
豊響、若荒雄、隠岐の海は十両降格です。

来場所幕内に上がるのは、将司、琴春日、光龍、◎蒼国来、春日王、栃乃洋の6人と予想。

十両の謹慎力士は、大道のみ残留。清瀬海、千代白鵬、春日錦が幕下降格。
十両昇進は、十文字、佐田の富士、◎城ノ龍、◎仲の国、◎宝富士、◎栃乃若。

十両はなかなか興味深いメンバーが揃いそうですね。楽しみ


【私個人の観戦スタイルの変化】

最近ブログを書けなくなってしまったのは、今場所はまあちょっとだけ忙しかったというのも
あるんですけど、それ以上にツイッターで先に思ったことをつぶやいてしまい、
発信できたことに対して満足をしてしまうことが大きいです。

そもそもこのブログは、取組の手さばきについてはほとんど触れず、
感想しか書いてなかったので、実に「ツイッター的」な内容だったんですよね…

ハッシュタグ #sumo をつけて、相撲ファンの方々とつぶやきを共有し…
はっきり言って楽しんでおります。

ただ、「ツイッター相撲部」という表現がいまだにしっくりきません。
私はそれに入っているのだろうか?入っていいのだろうか?
と思いつつ、特に深く考えずにつぶやいています。

ポリシーとして、直接誰かの意見を否定するようなつぶやきは書かない
(結果的に見解の相違になることはありますが)

あと、2ちゃん系の呼び名は使わない(シャケだけは例外的に使用。素晴らしいから)

ひとみさん…似ているけど旭天鵬の方が自分の中で先にメジャーになった。
旭天鵬がひとみさんに似ているのではなく、ひとみさんが旭天鵬に似ている。

待ったさん…カキゾたんは待ったするかしないかのギリギリをつくことで、
単なる幕内下位力士に終わる素質を輝かせている。揶揄のつもりならやめてほしい

FOMA…特に面白くない


細かい部分を拾うセンスは嫌いじゃないが、執拗なのは嫌いです。
同じこと何度も言いやがって、と思う。


【変わらないスタイル】

他の人のつぶやきを見ていると、自分の注目ポイントの特性に気づくこともしばしば。

たとえば「国技だから相撲が好きなんじゃない」とか「行司や呼出には興味がない」とか。

興味はないと言っても、いつも姿や声を見たり聞いたりはしているので、
その人に関するつぶやきがあると、「ああ、あの人のことを言ってるんだな」
とは思うんですが。まあ、しかし関心はないw

「年六場所制が好き」「番付が好き」「相撲内容がわかりたい。勝敗のあやがわかりたい」
「将来強くなるヤツは早めに青田買いしたい」

相撲を毎日見るのはそういう動機によっています。

なので○○アナが好き、とか○○がラジオ解説のときは、
テレビの音声は消してラジオの音声を聴く…

ってのはありません。解説、たしかに聞いてもつまらない人もいるんですが、
同じ人の言葉ばかり聞いていると、総合力がつきません。

T親方のように(貴乃花ではない)霧が晴れたのか急に饒舌になる人もいますし、
単体ではつまらなくても、正面、向正面でコンビになると興味深い話を聞ける場合もあります。


【トンパチ】

琴光喜の解雇…引退だけならともかく、協会に残れないというのは、やっぱり酷だと思うのです。
貴闘力…この人はもうちょっとどうしようもないレベルに達しているので、親方としての指導力に難があるのは否めません。適切な処置だったと思います。ただ、解説者としては、押し相撲マニアとして、大変興味深い視点を提供してくれました。思えばこの人の無鉄砲さが、曙を苦しめたのですよね。曙刈りをして、ギャンブル資金にしていたんですからwしっかりと整備された世界で、ああいう人って出てくるのかな?出てくることを信じたいと思います。ガバナンスなんちゃらよ~!

今後も賭博関係が発覚する力士もいそうですね。それだけに、今場所ちゃんと謹慎した力士はまだ賢明なんじゃないでしょうかね。

暴力団とのつきあいは…たぶんねぇ、高騰する年寄株の取得に際して、暴力団関係者から支援してもらった親方は一人や二人じゃないと思うんだよ。それとわかっていて、琴光喜を解雇するのは自分たちで自分の首を絞めているとしか言いようがないし、ひょっとして自分は逃げ切れると思ってるのか?だとしたら愚かすぎる!と思うのです。

まあ、琴光喜も最初はウソついてたからな。逃げ切れると思ったんだろうかね?同じ穴の狢か。


改革は必要だと思いますけど、専門家?たちが思うようにはいきませんて。
相撲取りは何を楽しみに、何を目標にすればいいのか?新しい価値創造が必要なんですよ。
そのためには、まずテメエが土にまみれて答えを出しやがれ。自社農場持ってるヤツとか

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この記事へのコメント

shin2
2010年07月26日 01:11
>>今回の幕内の全取組で「でかした!」と思ったのは、十両の取組を一挙放送したことです。
同感です。佐田の海、相撲の後マゲが傾くとお父さんそっくり、とか、旭南海って巧いなあ、とか土佐ノ海と豊桜のアラフォー組はいつも元気いっぱいやなあ、とか、面白かった!
まあ「無理ヘンにゲンコツ」やった角界に「コンプライアンスにガバナンス」を持ち込むんやから、当然摩擦は生じるでしょう。
でも少しずつ変わっていくんちゃうか、とは思いますね。村山理事長代行が留任(っていうのか)決定というのも、そのひとつでしょう。
初日の挨拶はカミカミやった村山代行ですが、千秋楽のご挨拶はお見事でした。名古屋場所の殊勲賞、該当者なしなら村山代行に、とか思います。
ミムステ
2010年07月26日 22:52
>shin2さん
十両面白かったですよね。父・佐田の海は私も現役時代を見ていますが、晩年だったので好きな力士と対戦すると決まると「今日は安心だ」なんて思ったものです(失礼)。全盛期を見てみたかったですね

村山代行…まあ無難だったと思います。改革のポーズというか、場所がとりあえず開催できるよう、今すべきことはしてくれたんじゃないかと。いわゆるまわし組では抜本的な改革は不可能だと思うので、適切な方が外部から理事会に入ってもらいたいです。基礎相撲力がない人には願い下げですが

暴力団なんて相撲あたりと×××××××××××と思うのは私だけでしょうかね?行き場を失ったエネルギーが批判した連中やその子供たちに向かうんですよ、きっと。

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