平成二十三年大相撲初場所千秋楽 なぜわざわざテンション下げる放送席

14日目で優勝が決まったからって、なんの希望もないような放送はやめていただきたい。
そして、その希望であるところの幕下を放送しない決定だとか。

幕下を放送しないようでは、目の肥えた相撲ファンを育てることができないし、
力のあるスポーツ実況アナを育てることもできないだろうな。

幕下を放送する、しない以前に、NHKは年寄りに優しい番組作りをしてほしい。
年寄りには受動的な娯楽ってすごい貴重だと思うんですね。
民放だとスポンサーが毛嫌いしてなかなか年配向けの番組って生まれないんだけど、
公共放送ならできるはず。

相撲はそのゆったりとした進行のリズムから言って、年配向けのソフトだとは思うけど、
一般の年寄は幕下まで関心はないかな?「将来性を見る」という行為は、
将来があまりない人には縁が薄いのかもしれない。


では、O-1グランプリ千秋楽の結果です。

1位 稀勢の里 +25P
立ち合いの当たりから日馬富士を圧倒。二桁に乗せました。

2位 北太樹 +18P
右で上手をひいた瞬間、ひきつけと同時に外掛け。
相撲勘のよさ、炸裂しました。

3位 鬼嵐(幕下) +15P
幕下のホープ、琴勇輝との激しい一番を制したのはモンゴル出身のこの人。
激しさの中にも、土俵に足の裏が吸い付いているかのような下半身の良さが目立ちました。
激しい相撲を見たければ、幕下を見ればいいのです。
彼らは上を目指す気持ちで燃えているし、若手はまだ身体ができていなかったり、
ケガが少なかったりで、「動き」のある勝負が多いんですよ。
それを放送しないとは…愚かなり、NHK

4位 豊真将 +12P
右から強烈におっつけながら鶴竜をおっつけて勝ち越し。
鶴竜とは同じ8勝7敗ですが、内容に違いがあることを如実に物語るのが、
O-1グランプリなのです!!

5位 栃煌山 +10P
終盤ようやくらしい相撲がでてきました。この日はガガ丸を押し出し。
腹ばいになって負けることの多いガガですが、しっかり押し切ったことを評価。

6位 豊ノ島 +8P
玉鷲とのお見合いのあと、サッと中に入って左から切り返すような外掛け。
2勝7敗から6連勝で見事勝ち越し。先場所幻に終わった三役もどうやら手中にした模様

7位 雅山 +6P
押し相撲の木村山を相手に何度か組みとめに行こうというムーブを見せましたが、
常に前に前に圧力をかけて、機を見て押し切りました。
今場所はやや力の衰えを感じた場所になりましたが、必死さを感じた一番

8位 富士東(十両) +4P
柔らかい境澤に落ち着いて下から突き起こして勝ち越し。
これからも頑張れ

9位 栃乃若(十両) +2P
左を差して相手を起こし、12勝目。優勝決定戦は敗れましたが、
スケールの大きさを感じた今場所。
一時幕下時代見限ろうとしたことがあったんですが、
やっぱり只者ではない模様。将来性未知数

10位 千代の国(幕下) +1P
最後は叩きで決めましたが、相手も力をつけている栃飛龍。
今場所は番付が上がったこともあり、先場所ほどのインパクトはありませんでしたが、
自己最高位でしっかり5勝。年内の関取目指せ


それでは、平成23年大相撲初場所の力士総合ランキング
(20位まで)

1位 琴奨菊 179P
2位 稀勢の里 170P
3位 隠岐の海 150P
4位 豊真将 97P
5位 栃乃洋 90P
6位 魁皇 62P
7位 日馬富士 59P
8位 栃煌山/北太樹 53P
10位 徳瀬川 44P
11位 豊ノ島/高安 38P
13位 琴欧洲/把瑠都 28P
15位 玉鷲 27P
16位 阿覧 26P
17位 白鵬/高見盛/豊響 25P
20位 富士東 19P

白鵬が優勝しても17位、豪栄道が11勝しても20位にも入っていない…
このあたりがO-1をやっている理由といいますかね。
この時代に相撲を見ていない人は、「結果」しか見ることができないと思うので、
違う観点での評価を残してあげたいというかね。
三賞を取った三人が、しっかり上位3名というあたりで、
それなりの信憑性も確保できているように思いますし。

続いて部屋総合ランキング

1位 鳴戸 232P
2位 佐渡ヶ嶽 220P
3位 春日野 165P
4位 八角 150P
5位 錣山 98P
6位 伊勢ヶ濱 80P
7位 友綱 72P
8位 時津風 69P
9位 北の湖 68P
10位 桐山 44P

なんと千秋楽で鳴戸部屋が佐渡ヶ嶽を追い抜き、
2場所連続の部屋総合優勝!!
稀勢の里をはじめ、高安、若の里、隆の山と皆目立ってましたね。
しかし、2位の佐渡ヶ嶽部屋も200ポイント越えと、
前回よりもハイレベルな争いになりました。

千秋楽の幕内通信簿は4。勝ち越しをかける力士が全て勝ち越す…
という予定調和的なアレがありながらも、なかなか内容は良かったと思います。

初場所の通信簿の平均は3.93。
甘いですよね、私も。でも、楽しくないのに相撲を見続けてるバカいるかよ!
というワケで猪木チックに締めておしまい。お疲れ様でした。

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